ブックメーカーにある格闘技のオッズ
ブックメーカーの格闘技のベットに対して、オッズは数少なく限られてきます。
そのオッズの種類は主に4種類で決定されています。
・マネーライン
・ラウンド
・ライブベッティング
・勝利方法
が、主なベット方法になっておりその出れを使うのかによって勝率は大きく変わってきます。
マネーラインベット
マネーラインベットは、格闘技のブックメーカーにおいて最も一般的かつ基本的なベッティング形式として採用されています。ここでは、対戦する選手それぞれに対するオッズが提示され、ブックメーカーを使用しているユーザーはその試合の勝者を予想します。
オッズの提供には、そのブックメーカーによって採用されている形式が異なりますが、最も日本人向けのブックメーカーで多く作用されているデジマル式オッズでは、ファイターAの勝利には2.00倍のオッズ、ファイターBの勝利には1.85倍のオッズが設定される場合などには、数が少ないファイターBに対して人気が集まってることを示していることがわかるので、よりリスクとリターンのバランスをユーザーが独自の判断で選ぶことができ勝率などを考えることができます。
ラウンドベット
格闘技ファンにとって魅力的なベット方法になっているのは、試合がどのラウンドで終了するかを予想できるラウンドベットです。
ファイターAがファイターBに足して3ラウンドKOすると予想する場合には、それに対するオッズでベットを行うことができます。各ラウンドごとに異なるオッズが提示されており、最も有利なラウンドでは、勝率は高く低めのオッズが、勝利低いラウンドでは、高めのオッズが提供されています。
ラウンドベットは戦術的な判断を下すことが求められるので、各選手の過去の戦績からどのラウンドでのKO勝利が多いのかなど確認するようにしましょう。
ライブベッティング
ライブベッティングは、試合が進行中にオッズが変動する興奮溢れるベッティング形式です。試合の進行に合わせてユーザーはがベットを変更することができ、ファイターの動向やパフォーマンスにリアルタイムで対応することができます。この形式は、視聴者に緊張感と臨場感を提供しており、特に戦略的洞察が活きる機会になっています。
どんな動きが勝利に一番近いのかなどについてもよく理解をするようにしてしっかりと選手の行動を観察するようにしましょう。
また、ライブベッティングは、ブックメーカーによってはオッズを提供していない場合もあるので、ライブベッティングで格闘技にベットしたい人は、使用しているブックメーカーが対応しているのかについてもよく理解するようにしましょう。
勝利方法ベット
ファンにとって、勝利方法ベットは格闘技ブックメーカーの中でも特に興味深いものとなっており、そのオッズもバラバラに分かれます。ノックアウトKO、サブミッション、判定勝利など、試合結果の具体的な方法にベットすることができます。これにより、ファンは戦闘スタイルやファイターの特性に基づいてベットを行うことが重要になっており、自分の応援している選手がどのスタイルで戦い勝利するのかを戦略的に予想する必要があります。
最も大事なのは、マネーラインベットでは勝敗予想をするだけなので、KO勝利でも判定勝利でもオッズが変わることはありませんが、ユーザーが判定勝利など詳しくまで予想できる場合には、勝利方法ベットで高い配当のオッズを検討するようにしましょう。
格闘技のブックメーカーは、ファンやブックメーカーユーザーに多彩なベッティングオプションを提供しています。
マネーラインベットからライブベッティングまで、ユーザーは試合の進行や自身の戦術に合わせて柔軟にベットを行うことができます。これにより、格闘技は単なる観戦だけでなく、オッズの対象としても非常に魅力的なスポーツとなっています。ブックメーカーの提供する多彩なオッズの中から、ファンやユーザーは自身の予測力と洞察力を試し、興奮と利益を追求することができ、今後も格闘技の発展に大きく貢献することが期待されます。
判定基準を知ればブックメーカーで勝てる
格闘技はノックアウトや一本勝ちといった劇的な決着が注目されがちですが、実際には判定による結果が多い競技でもあります。
特にプロモーションやルールセットによっては、選手がリスクを抑えた戦い方を選ぶことが一般的であり、そのために試合が判定に持ち込まれるケースが増えています。
UFCやBellatorといった主要な格闘技団体においても、統計的には全試合の3~4割が判定で決まるとされています。
判定は試合の内容に応じて採点されますが、この過程は非常に複雑であり、初心者の方には一見わかりにくいこともあります。
どちらの選手が有利に進めているかを予測するには、攻撃の正確さや打撃の有効性、ポジショニングといった細かい要素を観察する必要があります。
これを把握することで、試合の流れを読み解き、判定に持ち込まれた場合の結果を予測する力を養うことができます。
格闘技の判定基準を理解することは、試合の結果を予測するうえで極めて重要です。多くの主要団体では、統一ルールや類似した採点基準が採用されており、これに基づいて審判が採点を行います。その中でも特に注目すべき要素は「有効打撃」「グラップリング」「アグレッシブネス」「コントロール」の4つです。
まず、有効打撃とは、単なるヒットではなく、相手にダメージを与える明確な打撃を指します。単純にパンチやキックを数多く当てても、そのダメージが軽微であれば高評価は得られません。
次に、グラップリングは、テイクダウンやサブミッションアテンプトなど、相手を支配する動きが評価されます。ただし、成功しなかった場合でも、試みることでポイントを稼げることがあります。
さらに、アグレッシブネスは試合の主導権を握るための積極的な動きを評価します。相手が防御一辺倒である場合、攻め続ける選手が有利に採点されることが多いです。
そして、最後にコントロールですが、これは試合のペースや位置取りを支配する能力を指します。たとえば、相手をケージ際に追い詰めたり、グラウンドで優位なポジションを保つことが含まれます。
これらの基準は審判ごとに解釈が異なる場合があるため、試合を予測する際には各団体の傾向や審判のスタイルを研究することが有効です。
また、選手のスタイルや過去の試合データを基に、どの基準で評価されやすいかを分析することも勝率を上げるポイントとなります。